不倫(浮気)の謝罪文を作成するタイミング
今回は、不倫(浮気)の謝罪文を作成するタイミングについて語ります。
不倫(浮気)の謝罪文の作成を求められるタイミングは、一般的に不倫(浮気)が発覚した直後です。このため、被害者の意に沿うのなら、不倫(浮気)が発覚した直後に作成を行うべきということになりますが、注意が必要です。
もし、不倫(浮気)の慰謝料を請求されていたら、求められるがまま、不倫(浮気)の謝罪文を作成しても構わないのでしょうか。答えは、NOです。
もちろん、被害者の要求を全て受け入れる覚悟でしたら、何ら問題ありません。しかし、不倫(浮気)の謝罪文を作成するということは、不倫(浮気)の事実を認め、その確固たる証拠を提供することになるわけです。このため、不誠実に思われるかもしれませんが、最初に謝罪文を作成するのは、リスクが高いということになります。
不倫(浮気)の事実が既に明白なときは、どうするべきでしょうか。
この場合、最初に謝罪文を作成し、謝意と反省の気持ちを示すのは、一定の効果を発揮する可能性があります。しかし、不倫(浮気)の顛末を含め、被害者の把握していない情報を与えることにも繋がるため、記載する内容の取捨選択が大切です。
余計なことを書いてしまいますと、慰謝料の金額を決めるときに不利になる可能性もありますので、慎重を期する必要があります。
謝罪文作成