不貞行為=不法行為のため、不貞行為の有無が争点になる事案が多いのですが、稀に不貞行為の未遂の事案を見かけることがあります。不貞行為の未遂とは、キス、服を脱ぐ、一緒にお風呂に入る、一緒に寝る、これらの不貞行為の前段階の行為に至り、SEXに及んでいないという事案です。このような不貞行為の未遂は、不法行為に該当しないのか、度々議論が巻き起こります。
一般的には、不貞行為に準ずる行為として、慰謝料請求の対象に成り得る可能性が高いと考えられています。結局、ケースバイケースということですね。ご自分のケースが慰謝料請求の対象に成り得るかは、弁護士にご相談ください。